李雪枝先生との想い出。。。

2012年10月30日 21:04

 

修学旅行にて(写真左) 小学5年生と(写真右)(昭和42年)

 

★TJSに通っていた同窓生にとっては、長い間TJSで教鞭をとられてきた「李雪枝」先生のことは、忘れられない先生の一人だと思います。

★李雪枝先生は、昭和39年から平成2年までの26年間にわたり台北日本人学校に勤められ、私たち同窓生を導き育んでくださいました。

★日本人学校を退職された後は、学習塾などをされていたそうですが、大変残念なことに、癌のため3年前にお亡くなりになりました。

★私にとっては、創立50周年記念同窓会でお会いしたのが最後となってしまい、もう一度お会いできなかったことが悔やまれます。記念同窓会の開催に当たっても、当時の写真やお手紙をいただいたり、TJS時代と変わらない笑顔の素敵な先生でした。

*******************************************************************************************************************

   

敦化南路時代の先生方と(写真左)(昭和42年) 小学部1年生と(写真右:李先生より送って頂きました)(昭和43年)

   

創立50周年記念同窓会(平成9年)(写真左) 創立50周年記念インタビュー(平成8年)(写真右)

 

★今年10月に母校にて同窓会を開催するS59年度生の皆さんに向け、Mさんが先生の最後のご様子を伝えてくださっております。その文面を、ここにご紹介させていただくとともに、李雪枝先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。李雪枝先生、本当に、ありがとうございました。多感!!

*******************************************************************************************************************

★今週末に約20名で母校を訪問される、80年代近辺の同窓生FBグループに投稿させていただいた内容です。みなさまの中にも李雪江先生をご存知の方が多数おられると思い転載させていただきます

★みなさま方の母校訪問も、いよいよ今週末となってきましたね。この旅行を企画から実行に移すにあたって、多くのハードルが有ったと思いますが、それを解決されてこられた幹事さんをはじめ、みなさんのチームワークに深く敬意を表します。幸い、週末の台北は空模様も良好なようすですご出発を前に、お伝えすべきか迷いましたが、Aさんのアドバイスもあり、私達共通の恩師の訃報をご連絡させていただきます。

★以前のコメントにもお名前が出ておられました李雪江先生ですが、2009年12月に残念ながら病のためご逝去されております。私もこの夏に李先生と帰国後も家族ぐるみのお付合いをしていた同級生から知らされ、大変ショックを受けました。彼によると、ご逝去の半年前にお見舞いに訪台した彼の為、入院中の病院を抜けて、わざわざ宴席を設けて下さったそうです。

その時の会話によると先生にとってもTJSの教師時代の思い出は特別なものだったそうです。私もご担任こそ頂きませんでしたが、46年前のTJS転校以降、当初寺子屋のような小さな学校(全校生徒数が60名位でした)だった事もあり、大変お世話になった先生です。37年前の中学部卒業式の時と、15年前の50周年記念同窓会の時の先生の笑顔が目に浮かんできます。同級生から先生と最後の宴席の写真を見せてもらいましたが、闘病中とは思えない穏やかな笑顔で、私の記憶の中と同じ、あの笑顔で写っておられました。先生は、気遣う彼に向って何度も「今を楽しみなさい。」とおっしゃっておられたそうです。


★みなさんは、今回、天母校舎訪問と松山校舎跡訪問を予定されているとお聞きしております。李先生は敦化南路校舎を振り出しに、松山、天母と3か所で私達を教えて下さいました。現地に行かれ、その地を踏み空気を吸われた時に、少しの時間、李先生の事に思いを寄せて頂ければと思います。私も次回の訪台時には是非そうさせていただく所存です。

★長いコメントとなってしまいましたが、今回の旅がみなさま方にとってより有意義で、なにより楽しきものとなりますよう心からお祈り申し上げます。

 

*********************************************************************************************************************

 

・・・メッセージを寄せてくださったMさん、ありがとうございました。